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  • 執筆者の写真hiroko uegaki

第83回 学校読書ボランティアの会2月例会報告

更新日:2月24日

日時:2024年2月3日(土)10:15~12:00

場所:福知山立図書館中央館2階研修室

司会:西山  記録:堀  写真:荻野  ブログ:上垣  参加者 7名


本会代表 安川さんより

 1月24日(水)の図書館さんと学校読書ボランティアの会との協議の報告について

①例会会場について 

・今後も福知山市立図書館中央館2階研修室を利用させていただけます。

②例会案内の送付について

・例会案内は、各小学校からボランティアグループに伝えてもらっています。

2023年秋に図書館さんが各校のボランティアグループにアンケートをとられ

た機会に、個人のメールアドレスを図書館に提出された方には、図書館から直接

メールを送付してくださることになりました。


③例会で紹介された本のリスト「学ボラNewsletter(仮称)」作成について

・例会の会場として図書館の研修室を使わせていただくためには、お話し会などの

図書館ボランティア活動をする必要があります。この度、図書館さんからご提案

をいただき、おはなし会をする代わりとして、例会で紹介された本の「紹介本リ

スト」を作成することになりました。それを図書館さんが印刷して4月以降、図

書館に置いてくださることになりました。


 以上の報告を受けて、意見交換をしました。

<意見紹介>

・紹介本リスト、これは喜ばれるだろうな! 

・学ボラの例会を図書館で開催するには、紹介本リストの作成は必須となるため、継

続の方策を考えていく必要がある。

・記録当番が記録する時点で、紹介本リストに転用しやすいよう記録様式を整えても

よいのでは。

・ブログでの長年の例会報告は書籍にしてもいいくらいの財産だと思う。長文になって

もよいブログと紙幅制限のある紹介本リスト、それぞれの良さがある。

・紹介本リストにQRコードをつけて、ブログも読んでもらえたらいいな。


<その他>

・「子どもの本を読む会」さん例会で読んでおられる本の紹介カードを荻野さんが作

られたそうで、本日、図書館2階ティーンズコーナーに置いてあるものをお持ちくだ

さり、拝見しました。これまた素敵なのができていました!



本の紹介


 ◎遷喬小(おはなしえぷろん)大槻さん


『小さなサンと天の竜』 

チェン・ジャンホン /作・絵

平岡敦/訳 徳間書店



*辰年なので龍の本をと準備していて読みました。竜が小さなサンの住む村の山をバーンと砕いて山を動かしてくれる場面があります。 


『チリとチリリ はらっぱのおはなし』   どい かや /文・絵 アリス館


『どんなかんじかなあ』 

  中山千夏/文 和田誠/絵 自由国民社

*1月17日に小6のクラスで、どちらの本も想像する力ということで紹介しました。 

「小2のクラスで読んだときには、物語の中に入り込んで『ずるいわ、ぼくかって、おいしいもの食べたいのに』と言う人があったよ」と伝えました。


『十二の月たち』

ボジェナ ニェムツォヴァー/再話

出久根 育/文・絵 偕成社


『12つきのおくりもの』 

スロバキア民話より  石井睦美/文 

メグホソキ/絵  フレーベル館


*学校では、2冊のうち、表現がマイルドと感じた『十二の月たち』を読みました。


◎大槻さんのおはなしを聞いて、参加者7名で日頃の選本や活動について思いを語り合うことができました。

 *元日に能登半島地震があり、心が痛みます。1月17日は阪神淡路大震災が起こった

  日。世界で続く戦争。。。

 *そんな中、さまざま悩みながら、学校で読む本を選んでいます。

 *西山さんより:1月17日、学校で、

   『だるまなんだ』(おおなり修司/文 丸山誠司/絵 絵本館)、

   『落語絵本 三 はつてんじん』(川端誠 クレヨンハウス) を読みました。

 *山段さんより:1月12日に、1年生2年生の児童の皆さんでかるた大会をしました。

  はじめのあいさつで地震のことを全く触れずにかるた大会を開くことができにくい感じ

  でした。

  「被災地のことは忘れてはいけないけれど、今日は楽しもう」とあいさつをしました。

  朝日新聞の記事に、大人も子供も離れたところでの災害でも心が沈んでしまう。けれど

  も必要な情報を得たら、不必要な情報を知る必要もない。気持ちが痛むことへの対処法

  として「日常生活をいつも通り送ること。家族と食事をし仕事や運動をするのです。罪

  悪感を抱くかもしれませんが自分がやるべきことをやるのがよいのです」といったこと

  が書いてありました。

  また、復刊された絵本の中には今ではびっくりするような昔の常識や表現等がみられま

  す。そういった本を読む時にはコンプライアンス的に「不適切な表現があります」「諸

  説あります」等のテロップ(プラカード)を示したりしています。

 (復刊された絵本として、

  『ともだち』太田大八/作絵 講談社、

  『けんこうだいいち』マンロー・リーフ/作 わたなべしげお/訳 復刊ドットコム   等をあげてくださいました)


 

◎遷喬小(おはなしえぷろん) 小西さん


『カラーモンスター きもちのきゅうきゅうばこ』  アナ・レナス/作 

                         おおともたけし/訳  永岡書店


*カラーモンスターは気持ちの専門家。カラーモンスターシリーズ最新作を読み聞かせてくださいました。気持ちを落ち着かせるためのやり方が詰まった救急箱の中身のページ素敵でした。









◎夜久野学園(れんげ畑) 荻野さん


・『ちび竜』 

  工藤直子/文 あべ弘士/絵 童心社

  *あおい地球を抱くちび竜! 壮大!


・『だれのパンツ?』 シゲリカツヒコ                 角川書店

  *空から落ちてきたパンツ。持ち主は誰⁉



◎庵我小 山段さん


・『なわとびしましょ』 

  長谷川義史 復刊ドットコム 

 *ペッタン、ペッタン。なわとびしましょ、

  おはいんなさい。



『はやくしなさい!』 中川ひろたか/文  村上康成/絵  金の星社

 *言って言われてしてしまうこの言葉。でも笑顔になる理由がありました。



福知山YMCAブッククラブ 堀さん

         

『ターシャのシンプルメッセージ 何があっても前を向いて』

    ターシャ・テューダー/ 文・絵  KADOKAWA


  *タイトルだけで励まされます。






◎遷喬小(おはなしえぷろん)  西山さん


『節分で追い出された鬼はどこへいく』 

  関本  創(せきもと あらた)/文・絵 

          発行:京都府福知山市

    監修:世界鬼学会 会長 八木 透


*広報ふくちやま2024年2月号表紙を飾っています。

*福知山市公式ホームページの中のシティプロモーションサイトでも紹介されています。

絵本『節分で追い出された鬼はどこへ行く?』誕生!作者は中3の妖怪博士ちゃん


鬼のまち福知山市オリジナル絵本読み聞かせ会イベントレポート



図書館の新着本から紹介しました。

















・『ともだちのかたち』 ダニエラ・ソーサ/文・絵  木坂 涼 /訳  岩崎書店

・『おんせん ぽかぽか』 パト・メナ/作・絵   星野 由美 /訳  岩崎書店

・『雪のふしぎ』 ふるかわよしのり / 絵  いしがきわたる / 監修  マイルスタッフ

・『どっち?』 キボリノコンノ, 脇田 あすか他 講談社

・『おふろのぼうず』 乾 栄里子 /作  石井聖岳 / 絵  ひさかたチャイルド

・『おやすみまくら』 斉藤 倫 、うきまる / 著  牧野千穂 / 絵  小学館

・『むげんことわざものがたり』 大串ゆうじ / 作  偕成社

・『手話だからいえること 泣いた青鬼の謎』 丸山正樹 / 作 高杉千明 / 絵  偕成社

・『アフェイリア国とメイドと最高のウソ』 ジェラルディン・マコックラン /著  

                      大谷 真弓 / 訳  小学館

・『チクタク村はおおさわぎ』イザベッラ・パーリャ /作 

           フランチェスカ・アイエッロ / 絵  石井睦美 /訳 ビーエル出版

・『松尾芭蕉 (ビジュアルでつかむ! 俳句の達人たち)』 藤田真一/ 監修  

                            マキゾウ / 絵  ほるぷ出版

・『オニのサラリーマン じごくのしんにゅうしゃいん』 富安 陽子/文  大島 妙子/絵 

                                   福音館書店

・『おやすみレストラン おすしやさん』 misato /作  岩崎書店






次回例会:2024年4月6日(土)10:15から 図書館中央館2階研修室にて。


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学校読書ボランティアの会2月例会開催のお知らせ

① 日時   令和6年2月3日(土)10時15分~12時 ② 場所   福知山市立図書館中央館2階研修室 ③ 対象   読書ボランティア 子どもの本に興味をお持ちの方 (初めての方もお気軽にお越しください。) ④ 内容   学校での読書ボランティア活動実例の報告 絵本の紹介 図書館様による新刊図書の展示 ⑤ 持ち物  ご紹介いただく絵本

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