日時:2024年4月6日(土)10:15〜12:00
場所:福知山市立図書館中央館2階研修室
司会:安川 記録::河村 写真・ブログ:上垣 参加者16名
・本会代表 安川さんより 挨拶
・ブログ担当 上垣さんより
「福知山学校読書ボランティアの会Newsletter」発行についての説明
今年度より上記の印刷物(A4両面印刷)をブログから作成し、図書館で配布しても
らいます。 ︎例会の紹介本、発表した記録などを掲載します。そのため、紹介本リスト
を作ってみましたので、記入をお願いします。「この学年では早すぎた…」などのコメ
ントも記入してもらえばうれしいです。
もし、リストの様式変更など要望があれば検討しますので、ご意見をください。
・本の紹介: *小学校名 【 】内はグループ名
『 』内は本の名前 ( )内はその本を読んだ月、学年、対象など
◎山段さん *庵我小学校 【ぶっくらこ】
︎ 『ともだち』 (6年生に)
作:太田大八 出版社:講談社
20年後、クラスの友だちはどうなっているかな?小さい頃の特性のまま大きくなる子、全く違う進路を選ぶ子、可能性は無限だと感じられる絵本。いずれみな大人になる事を知る絵本。 ︎
『あの子』(3〜6年生に) 作・絵:ひぐちともこ 出版社:解放出版社
人間関係のあれこれは大人でもある。うわさ話が広がるこわさを伝える絵本。
どの学年にも読める。 ︎
『はやくしなさい』 文:中川ひろたか 絵:村上康成 出版社:金の星社
「早く早く」と言いがちな若いお母さんに…。思わず言ってしまうその言葉、もしか
したら親子のふれあいが始まる合図かも⁉ オチが笑えて力が抜ける。
◎亀井さん *大江小学校【鬼さんこちら】
︎『おおきくなったら、なんになる?』 (1年生に)
作:刀根里依 出版社: NHK出版子どもたちの夢がふくらむおしごと絵本! 主人公はうさぎのモカ。子どもたちがあこがれる職業を楽しくユーモラスに紹介していく。
読む前に質問したら、いろいろなりたいことを話してくれて楽しく読めました。
◎外賀さん *大正小学校 〈高齢者施設などでも〉
『こめだしえびすさま』(5年生に)
主に昔話、モラロジー中心に読んでいる。楽しく、前向きな本を選んでいます。
拍子木や鈴を鳴らして楽しむこともある。
◎吉田さん * 大正小学校【ポトフ】
ある日、けんかをしたおひさまとおつきさま、ふたりの仲はどんどんわるくなり… 。
戦争について、ストレートに問いかける絵本。
『そらいろ男爵』(小学生) 文: ジル・ボム 絵: ティエリー・デデュー
とぼけた風貌のそらいろ男爵がユニークな方法で国と国との戦いをやめさせたお話。
わたしの宝物は、ちびた鉛筆で作ったおひな様。疎開先で、暴れん坊のしんぺいちゃんがくれたもの。でも三人官女の約束をした晩に、シンペイちゃんは空襲でなくなりました…。
1945年終戦の年。原爆投下の練習のため、模擬原爆、通称パンプキン爆弾が日本各地に49発も落とされていた事実を知っていますか?
『おおきな木』 作・絵: シェル・シルヴァスタイン 訳: 村上 春樹
出版社: あすなろ書房
村上春樹による新訳版。訳者によるあとがきは、物語にはいろいろな見方があるのだと考えさせられる
◎大槻さん * 遷喬小学校【おはなしえぷろん】
『ぼくのじゃがいも』(2月、4年生に)
絵: モモコ・アベ
訳: みやさかひろみ
出版社:こぐま社
ペットがほしくてたまらないアルバートに、パパがプレゼントしてくれたのは、なん
と、じゃがいも!
じゃがいもがペット!という驚きから意外な展開になってオチがあたたかい。
『ともだちのかたち』(2月4年生に)
友だちのかたちっていろいろ。自分なりの形を見つけていけばいいんじゃないかな?
いろんな形の「友だち」があるということを伝えてくれる絵本。みんなひとりじゃな
いよと思える絵本。
『3びきのかわいいオオカミ』(3年生に)
作: ユージーン・トリビザス 絵: ヘレン・オクセンバリー
あるところに、3びきのかわいいオオカミがおかあさんと一緒に暮らしていました。「3びきのこぶた」のパロディ版。 意外な展開の話とオチで楽しく読めた。
◎小西さん *遷喬小学校【おはなしえぷろん】
『きみとぼくがつくるもの』(6年生に)
作: オリヴァー・ジェファーズ
訳: tupera tupera 出版社: ほるぷ出版
ふたしかな未来へと歩きはじめた、すべてのきみたちへ。この絵本をおくります。世界は君の手で作っていくことができる。大丈夫、一緒に生きていこう。すべての子どもたちに向けた愛情あふれるメッセージ絵本。
卒業する6年生へのメッセージとして読みました。
見て楽しむ!写真ですが、これぞ「絵本」、楽しい本です
◎岡井さん *修斉小学校【くじらぐも】
『ぼくとがっこう』(3月、5年生に)
学校へいきはじめたばかりの「ぼく」。なじめない中で、少しずつ自分の見たいもの、感じたいものを見つけ、いろいろな日々の中で成長していく。やがて学校を離れる日がきて…
5年生最後の3月に読みました。4月からは6年生になり最高学年最後になるので、こ
の一年を大事に過ごしてね!と言っておわりました。
『あなたがおとなになったとき』(6年生)
「あなたがおとなになったとき どんなうたがすきだろう」。子どもたちに問いかける
ことばで紡いでいくメッセージ。
「はたこうしろうさん」の講演会でこの本のできたいきさつを聞きました6年生に最後
に読んであげたいと考えていて、だれでも不安な気持ちはあってもきっと乗り越えられる
と送り出し、エールを送る本です。卒業時期に読まれる本だと図書館員さんから聞きまし
た。
◎荻野さん *夜久野学園【れんげ畑】
出版社:福音館書店
一本の桜の一年を長年の観察の基づく精緻な絵と、リズム感のある文で描いた作品。桜の生命の営みと輝きを感じられる。桜の花のつけねには蜜が
あって、なめると甘いそうです。
福音館書店1980年刊行の作品。能登半島地震被災地の、一日も早い復興への願いを込めて復刊されました。能登半島地震の被害映像を見るたびに心が痛みます。ニュース報道が減っていることも気がかりです。本作品の利益は 能登半島地震災害義援金として寄付されるとのことで、購入しました。
◎河村さん 【成仁赤ちゃんサロン】
『まるまるまるのほん』 (赤ちゃんから大人まで対象)
作・絵: エルヴェ・テュレ
読者が動かしていく参加型の絵本
本を開くと赤、黄、青のまるが次々と現れて紙に描かれた〝まる〟をおして、こすって、クリックしてまるで絵本がタッチパネルになったみたいに遊べて楽しめる
『さわってごらん!ふしぎなふしぎなまほうの木』 (小さい子から大人まで対象)
こすってゆすってあたためて参加して楽しむ四季の絵本。
◎上垣さん *雀部小学校
『おみくじ』(2月、2年生に)
おみくじの木の箱の中には小さなおみくじの小人たちがいて、親分がどのくじが出るかを決めていた!ところが、男の子に見つかってしまって…。表・裏の見返しには、おみくじの説明ものっています。
「みなさんは、おみくじって知っていますか?」ときくと、思ったよりたくさんの手が上がり、実際におみくじを引いたことのある子も。絵本を読んだ後で、『大ピンチずかん』作: 鈴木 のりたけ 出版社: 小学館、を参考にして作った「大ピンチおみくじ」をひいて楽しんでもらいました。
図書館の新着本から紹介しました。
予告:次回の第85回学校読書ボランティアの会6月例会
2024年6月1日(土) 10:15~12:00
福知山市立図書館中央館2階研修室
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