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  • 執筆者の写真hiroko uegaki

第68回 学校読書ボランティアの会2月例会報告

更新日:2020年2月11日

日 時  令和2年2月7日(金)

    13時30分~15時30分

  場 所  福知山市立図書館中央館 

           2階研修室  

司 会  安川尚子 

写真  上垣裕子 

  記録  中西直子


〇図書館からのお知らせ(中尾さん)

・丹波市でのビブリオトーク研修会の報告

講師 笹倉 剛氏

ビブリオバトルとビブリオトークの違いは最後にチャンプ本を決めるか決めないかにあり、それぞれに良さがあるので夏の読書のための本選び講座にむけて学ボラ会員の 方々とも検討していきたいとのことでした。

その他にも、幼年文学を広めていくは・・。や、60才からの読み聞かせ講座につい ての話もあったそうです。紹介本は

 「グループでもできるビブリオトーク」 

    笹倉 剛著 あいり出版

「読み聞かせを活用したビブリオトーク」同上


・団体利用券の年度更新手続きのお知らせ

3月下旬から案内の手紙を発送。

 4月から手続き開始。


・利用案内

近隣(三たん地域)図書館の本も個人で

借りられます。


〇季節の本の紹介や活動報告


寺井さん(上川口小 放課後クラブ)

・「オレ、カエル やめるや」

デラ・ペティ 文 

  マイク・ボルト 絵

マイクロマガジン社

カエルやめるという子どもにお父さんカエルは他のものにはなれないという。テンポよく掛け合いが続いて絵も楽しいのですが、吹き出しが多くて、声の部分が色分けしてあっても読みにくかった。と、すでに学校で読まれた方から指摘がありました。

またページのめくり方も左右で得手不得手があり悩むところです。自分側のぺージを向こうに送りながらめくると絵に集中することができ、さらに絵本の裏面に指を差し入れ、絵本の下のラインにそって指を滑らせて絵本をうかせて、めくっていくと良いのではと的確かつ高度なアドバイスもありました。



中尾さん(成仁小)

・「さるのせんせいとへびのかんごふさん」

穂高順也 文 

   新井良二 え

ビリケン出版

・「へびのせんせいとさるのかんごふさん」 

   同上

2年生に「雪がふったら」というテーマで読まれたなかの一冊です。子どもたちはいろんなことができるへびのかんごふさんを楽しんでくれた様子。かわいい雪の手遊びもあり、今年一番の寒い日でしたが気持ちがほわっと温かくなりました。楽しく笑える絵本です。


大槻さん(遷喬小 惇明児童クラブ)

・「ふつうに学校にいくふつうの日」 

コリン・マクトーン文 

  きたむらさとし絵  

  小峰書店

何もかも普通の日々、ある日やってき

たのは風変わりなギー先生。先生の音楽

の授業によって、普通の男の子のイメージ

はどんどん膨らんでいきます。

内容にともなって絵もカラフルに変化して

いきます。夢が広がる素敵なお話でした。

4年生に読まれたそうです。



山段さん(庵我小)

・「さとうばあさんチョコじいさん」 

ジジ ビコ 文 

   ジョス・ゴファン 絵

主婦の友社

2月14日のバレンタインに読みたいと選ばれた本です。

キャンディでできた家で仲良く暮らすチョコじいさんと、さとうばあさんのあま~いお話。素直に気持ちを伝えること大切ですね。絵もコロンとしていてかわいいです。

・「すきって いわなきゃダメ?」 

辻村 深月 作 

   今日マチ子絵 

   岩崎書店

「かがみの孤城」の辻村さんが書いた初めての絵本。最後にハッとさせられます。いろんな「好き」があります。

・「きみは太陽のようにきれいだよ」

チェマ・エラス 文 

   ロサ・オスナ絵 

   童話屋

・「心ってどこにあるのでしょう」 

こんのひとみ作 

   いもとようこ 

   金の星社

・「あまくておいしいこいのものがたり」

ジョナス・リベイロ 文 

   タチアナ絵

光村教育図書



〇質問として

読み聞かせをするとき作者名を読む?読まない?

・学校では作者名も伝えるが児童クラブなどの場合は硬い感じがするので読まないこともある。

・作者や絵描きさんを楽しみにしている子どももいる。

・ページのめくり方や見せ方、終わり方(表紙、見返し、裏表紙に至るまで全部楽しむ)についても意見が出ました。


〇宮津市立図書館のお話

宮津市立図書館がボランティアを募り、16年から移動図書館車で司書とボランティア3~4人で希望のあった小学校や保育園などを巡回。一回60分で大型絵本の読み聞かせなどをしていると司書さんが話されました。

それに対して上垣さんが福知山学校読書ボランティアの立ち上げのいきさつと現状(自発的であること、すきな人がすきな時に都合よくゆるくつながっていることなど)を話されました。


〇図書館から新着本の紹介

・「月でたんじょうパーティーをひらいたら」

・「マルをさがして」

・「イワシ大王のゆめ」

・「ふゆとみずのまほう こおり」

・「里山の自然 田んぼの一年」

・「ちび竜」

・「みずたまり」

・「くろはおうさま」

・「日本の歌絵本 春夏秋冬」

・「日本の歌絵本 こどものうた」

・「図解でわかる14才からのプラスチックと環境問題」

・「海は病気にかかっている」

・「魔法のたいこと金の針」

・「みらい おにぎり」

・「みけねえちゃんにいうてみな モフモフさいこう!」





○みわ子育て講演会のお知らせ(上垣さん)

日 時  3月1日(日) 10時~11時(開場は9時30分)

場 所  三和荘 多目的ホール   入場無料

講 師  劇団なんじゃもんじゃさん

内 容  劇団なんじゃもんじゃのたのしいおはなし

劇  「さよなら△また来て□まる」

お話 子育てについて

主催 三和地域協議会



今年は立春を過ぎてから寒くなり雪も降りだしました。新型肺炎の感染拡大も気になります。

今日は参加者が少なかったので時間に余裕があり、日ごろの活動の様子を詳しく聞くことが出来ました。

また、一冊一冊を丁寧に深読み?して参加者どうしの意見のやりとりも楽しめました。

宮津図書館の司書さんとボランティアさんは、いろいろ勉強になったと話されていました。

お互いの活動から学ぶことも多かったように思います。

参加者が多くても少なくても、毎回、得るものがたくさんあります。

次回の学校読書ボランティアの例会は4月3日(金)13時30分からです。


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