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執筆者の写真hiroko uegaki

第80回 学校読書ボランティアの会8月例会報告

更新日:2月24日

日時:2023年8月5日(土)10:15~12:00

場所:福知山立図書館中央館2階研修室

司会:堀  記録:西山  写真・ブログ:上垣  参加者14名


◎ 修斉小(くじらぐも)岡井さん

  テーマ「暑さを吹き飛ばそう。身も心もヒヤッと」

 ・『かき氷』天然水をつくる(写真絵本)

   細島雅代/写真 伊知地英信/文 岩崎書店

 ・『カメレオンのかきごおりや』谷口智則/作 アリス館

 ・『のっぺらぼう』ふくざわゆみこ/作・絵 教育画劇

 *例年にない暑さを身も心もヒヤッと涼しくなる絵本で乗り切りましょう。と紹介してくださいました。この夏にぴったり!

◎ 雀部小 本多さん

 ・『てるちゃんのかお』藤井輝明/作 亀澤裕也/絵 金の星社

 *2歳で海綿状血管腫を発病し、顔に大きなこぶのある藤井輝明さん。いじめや差別を克服し医学博士となり、多くの大学で後進の指導にあたられ、ご自身の体験から偏見をなくすための幅広い社会活動をする傍ら、多数の著書を出版されました。残念ながら2021年に亡くなられました。

本多さんには藤井さんの以下の著書も紹介して頂きました。 

 ・『この顔でよかった コンプレックスがあるから人は幸せになれる』

                            ダイヤモンド社

 ・『笑う顔には福来る タッチ先生の心の看護学』日本放送出版協会

 ・『運命の顔』草思社

 ・『さわってごらん、ぼくの顔』汐文社


◎ 夜久野学園(れんげ畑)荻野さん

・『すいかのたね』

    さとうわきこ/作・絵 福音館書店

・『すいかのたね』グレッグ・ビゾーリ/作 

      みやさかひろみ/訳 こぐま社


 *「すいか大好き!」と紹介され満面の笑みですいか愛を語って下さいました。


◎ 修斉小(くじらぐも)中井さん

 *先日、福知山市の子育て支援拠点「りとるハピネス」でおはなし会をされました。「りとるハピネス」はとてもいい感じの施設で子育て中のお母さん方にも好評とのことです。

・『きんぎょがにげた』五味太郎/作 福音館書店 

  (最近、ユニクロ等とのコラボで絵本のキャラクターデザインの衣類やグッズ 

   が人気。おはなし会でも『きんぎょがにげた』のデザインTシャツ等を着た

   親子がちらほら。絵本も様々な形で広まっているようです。)

・『スースーとネルネル』

       荒井良二/作・絵 偕成社 

(併せて庵我小の山段さんから送られた朝日新聞・土曜日別刷り『be』7/29掲載のフロントランナー「荒井良二」の記事紹介もありました。)



 成仁小(日新おはなし探検隊)中尾さん

・『森のあかちゃん』

 コゼッタ・ザノッティ/文 ルチア・スクデーリ 佐藤まどか/訳 BL出版(イタリアの先天性の難病を抱えた子どもとその両親がモデルになった絵本で、命はかけがえのないものという優しい命の絵本。6年生に読まれたそうです。)









・『ムカッやきもちやいた』かさいまり/作 小泉るみ子/絵  くもん出版

・『くれよんがおれたとき』かさいまり/作 北村裕花/絵   くもん出版

 *この2冊は先生からのリクエストで全学年に「ともだち」をテーマした本をということで2年生に読まれた本だそうです。


◎ 大正小(図書司書)高野さん

・『大ピンチずかん』鈴木のりたけ/作 小学館 

 (数々の絵本大賞受賞作)

 *書店でお子さんが選ばれた本。感想文にも挑戦されると   

  か。誰もが体験したことのあるピンチあるあるは大人も子

  どもも共感しかない!


◎ 遷喬小(おはなしえぷろん)大槻さん

・『おじいちゃんのコート』  ジム・エイルズワース/文 

               バーバラ・マクリントック/絵  ほるぷ出版



*自作の小道具を使っての披露。

コート→上着→ベスト→ネクタイ→ネズミのおもちゃ→ネズミの巣→最後に残したものは・・・(青いコートが色鮮やかに映える小道具でしっとり語って下さいました。最後のおちが素敵です。リメイクしてものを大切に使うことは現在叫ばれているSDGsの12・つくる責任つかう責任にもつながります。)


◎ 代表 安川さん

 *北海道旅行で旭山動物園に行かれたとのことで元飼育員のあべ弘士さんの著書を多数紹介してくださいました。

『あらしのよるに』シリーズ 

   木村裕一/文 あべ弘士/絵  

             講談社

 このシリーズは木村氏との共著で初期の作品。



『100年たったら』『ライオンのへんないちにち』『ライオンのよいいちにち』等々の本は文・絵ともあべ氏の単著で後期の作品。とのことです。


◎ 雀部小 上垣さん

 *第26回きょうと北部演劇まつりの案内

  2023年9月3日(日) 12時開場・12時半開演、会場:中丹文化会館 


◎ 黒田さん 

 *お引越しのため最後の参加ということでご挨拶してくださいました。十数年前、日新おはなし探検隊に所属だった頃に上垣さんと読まれた『もりのおんがく』という作品の紹介もされ福知山での思い出を懐かしくお話されました。



~中井さんより~ 

おはなし会でのクイズ紹介 (いずれも3択で)

  ♪『天空の城ラピュタ』がモチーフとした物語は?

  ♪『アラジン』の原作『アラビアンライト』のお姫様の名前は?




~図書館さんからの新刊図書の紹介~

『ヨシ 3万7千キロおよいだウミガメのはなし』

  リン・コックス/文                       

  リチャード・ジョーンズ/絵 

  いわじょうよしひと/訳  あすなろ書房


『とおくのしんせきよりちかくのねこ』

          広瀬克也/作 絵本館

『トルコのゼーラおばあさん、メッカへ行く』

    新藤悦子/作 牡丹靖佳/絵 福音館書店



『彗星とさいごの竜』

      今井恭子/作 佐竹美保/絵 小学館

『願いがかなうふしぎな日記』

           本田有明/作 PHP出版

『コブシメがやってきた!』高久至/写真・文 アリス館

『ねこのゆめ』荒井良二/作 NHK出版

『月のボールであそぼうよ』 エド・フランク/作 

              テー・チョンキン/絵 

              鵜木桂/訳 徳間書店 




『石油のものがたり』

大河内直彦/文 山福朱実/絵 福音館書店

 

『パンダはどうしてパンダになったのか?』 

韓寧/訳 初鹿野惠蘭/監修 技術評論社


『はらぺこおおかみのデコとボコ』

                     みやにしたつや/作・絵 ひかりのくに


   『あさごはんで世界いっしゅう』

          アリス・B・マッギンティ/作 

          スズキトモコ/絵 汐文社




    『はながさいたら』

     カトリーナ・ムーア/文 メリッサ・イワイ/絵 

     よこやまかずえ/訳  BL出版





  

 次回例会:10月7日(土)10:15から 図書館中央館2階研修室にて



    

                           

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