2022年10月1日(土) 10:30~12:00
司会:中西さん 記録:大槻さん 写真:上垣
多くの方(16名)にご参加いただきました。初参加の方も4名いらっしゃいました。
①荻野さん (夜久野学園)
「まさ夢いちじく」村上春樹訳 5年生に。オチも、訳者も、担任の先生に大ウケ
「ガオ」 (田島征三作) 木の実で絵が作られている。秋にじっくり見たい本。
少人数の時に
「じぶんがみえない」(五味太郎作 かがくのとも)
科学だけど哲学。どうしても自分の姿が見たい、それはなぜ?
②中井さん (修斉小読み聞かせ、 大江学校図書館司書)
6年生 「やまなし」の学習に合わせて宮澤賢治のブックトーク
「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」「ツェねずみ」「よだかの星 」年々宮澤賢治を知っている子が減ってきている。また、教科書で学習した お話ベスト110に「やまなし」は入っていない。 もっと宮澤賢治の本を身近に感じてほしいと、顔クイズなどで、有名な アニメーター(アニメ映画)と賢治作品の関連を紹介 。ブックトーク後は、多くの児童が作品を手に取り、「まどうてください」という セリフが大はやり
③ 中尾さん(成仁小 日新おはなし探険隊)
「ひがんばな」(甲斐のぶえ作)92才の絵本作家。「たんぽぽ」などの作者
この時期にぜひ読みたい。花のない時期のひがんばなの姿や 、多くの別名がていねい
に描かれている。懐しい故郷の風景。
「わすれないでね ずっとだいすき」 5才の孫と認知症の祖母のすてきな1日のやりとり。
忘れること、忘れられることを、前向きに表現し、心の中には絶対忘れていな いこと
があると教えてくれる。
④大嶋さん(庵我小)初参加
10分間で読める本選びが悩みだったが、ブックトークの話を聞き参考 にしたい。 1学期は「てぶくろ」 ウクライナ民話を平和への願いを込めて全学年 に読んだ
⑤本多さん(雀部小) ベルマーク運動の活動をされている。ベルマーク財団のHPに紹介されている本から選本
「あげる」 はらぺこめがね 何を揚げているのかな? 子どもたちとのやり取りが楽しい。
「みつ」三密の「みつ」 今の時代だからこそのお話
「ねずみくん はめいたんてい」「ねずみくんのチョッキ」のシリーズ 作者の亡くなった後に遺された絵を編集して刊行された
⑥西山さん(遷喬小 おはなしエプロン )2学期は10月26日再開
⑦岩崎さん 令和3年4月に大江学園になり新たにボランティアを結成 初参加
2年生「たんぽぽ」ちょうど学習していたところ。教科書に載っていないところがわ
かってうれしかった という感想が聞けた
3年生「ぼくがラーメン食べてるとき」(長谷川義史)作
4年生「トビウオのぼうやはびょうきです」(田島征三作)
5・6年生「戦争をやめた人たち」 「平和」を意識した本を読んだ
⑧ 伊藤さん (大江学園)初参加 高学年向けの選本が難しい
⑨ 岡井さん (修斉小 くじらぐも) ハロウィーンにむけての選本
「ぼくはモンスターのとこやさん」
モンスターばかりがお客の床屋さんにある日「人間」のお客が…
「おおきなかぼちゃ」
「おおきなかぶ」のパロディーモンスターたちが協力してかぼちゃ
を引っぱります。子どもたちが2つのお話を比べて聞けるようブック トーク風に読み方を
工夫した。
⑩山段さん(庵我小)
「ちいちゃんのかげおくり」 2学期は平和の本から読む予定
出産の本コレクションの紹介
「あなたががうまれるまで」「おかあさんがおかあさんになった日」
「おかあさん」「おとうさん」「うちにあかちゃんがうまれるの」
「ママがたまごをうんだ」「おとうさんがおとうさんになった日」
「あかちゃんがうまれるまで」
それぞれ、出産の場面の絵が描かれているが、ほとんどが普通 分娩。
「あかちゃんがうまれるまで」は帝王切開の出産のお話 。また、おと
うさんの役割について書かれた文章や子ども目線のお話 もあり、新鮮だったり考えさ
せられたりした。
⑪ 寺井さん( 上川口小)
「すごいねみんなの通学路」 子どもたちとともに驚きながら読める。
その後担任の先生が本に出てきた 国を地球儀を使って教えてくだ
さったそう。
「むらの英雄」エチオピアの昔話
「へいわとせんそう」谷川俊太郎
⑫足立さん(庵我小)
「わたしはあかねこ」サトシン 白黒の親から生まれた赤いねこなんとか白くなろうと努力するが そんなあかねこを理解しそのままの姿を認めてくれるねこと出会い 多様性を認めあえることのすばらしさを描いた本
⑬堀さん( YMCA ブッククラブ)
「プリンスエドワード島」写真集
「赤毛のアン」の故郷に行ってきました。
「あさ」谷川俊太郎 上の写真集と同じカメラマンの方の写真が使われてお
り、とても美しい。
「旅の絵本」安野光雅
エリザベス女王が亡くなられたので、見返しました。
⑭安川さん
こども本の森 中之島(安藤忠雄の建築)行ってきました。
安野光雅館(久美浜)での講演を聞いてファンに。
要予約で時間制限あり、貸し出しなしというハードルの高さ。行ってみて貸し出しが必要ないことがわかった。テーマごとに本をまとめて展示してあり興味あるものを次々手に取って楽しめる。
「いたずらのすきなけんちくか」に描かれている大階段に来館者が思い思いに座って本を読んでいる。心地いい空間。神戸と岩手県遠野にも同じコンセプトの施設が建てられている。
図書館の新着絵本紹介
Commenti