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執筆者の写真hiroko uegaki

第82回 学校読書ボランティアの会12月例会報告

更新日:1月22日

日 時 2023年12月2日(土) 10時15分~12時

場 所 福知山市立図書館中央館2階研修室

     司会:河村  記録:中西  写真・ブログ 上垣

     参加者 11名


◎ブックスタートボランティア いないいないばあ 代表西山さんより

11月19日(日)に開催された「いしかわこうじさん講演会&ワークショップ」が無事に終わりました。皆様お世話になりありがとうございました。とお礼がありました。

司会の河村さんによる手遊び(ろうそくぱっ)で例会が始まりました。


◎岡井さん(修斉小)

・「さんねん峠」朝鮮のむかしばなし 李錦玉 作  朴民宜 絵  岩崎書店

・「へらない稲たば」   李錦玉 作   朴民宜 絵   岩崎書店

仲の良い兄弟のチョルとトルはそれぞれお互いの生活を思い夜になるとこっそりおたがいの庭に稲たばをおいてくるので…。

12月4日から人権週刊が始まるので3年生4年生に読まれるそうです。


◎大槻さん(遷喬小)

・「ここにあったよ 自由と幸せ」 大野りりあな 著  幻冬舎

・「おおきくなったら きみはなんになる?」

   藤本ともひこ 作 村上康成 絵  講談社



6年生に自由ってなんだろうね。と問いかける。

世界ではスカーフから髪の毛がはみ出していただけで命を落としてしまった人もいる。今日を生きられるかわからない生活をしている人もいる。

戦争のことは映像の中での出来事としか思えなかったり、痛みや辛さなど怖ろしいことが伝わりにくくなっているように思う。

この本が自由と幸せについて考えるきっかけになったらと。また自分事として身近にひきつけられたらいいなぁ!と話されました。


◎荻野さん(夜久野学園)

・「ゆきのようせい」 

  松野奈那子 作 石黒 誠 監修 岩崎書店

・「おもちのきもち」 

  かがくいひろし 著   講談社

皆さんの選書が素敵です! 毎回、学びがありこの会で紹介された本を学校でも読んでいます。 かがくいさんの本はどれも楽しくて大好きです。お気に入りはがまんのケーキだとか。



◎上垣さん(雀部小)

・「あなあな はてな」 はらぺこめがね 作   アリス館

・ストリーテリングで 「あなのはなし」 

            チェコの民話  東京子ども図書館

はじめは靴下にあいた小さな「あな」が、ドーナツ、カエル、ツバメ、ヒツジと出会いみんなで旅をする。5人いっしょならオオカミだって怖くない・・・。

心地良い語りで昔ばなしの楽しさをじっくりと味わいました。


◎亀井さん(大江学園)

・「かなしくなったら やってみて!」

  オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ

  垣内磯子    主婦の友社

きもちを考える絵本。自分の心を大切にするセルフケア絵本。

・「スヌーピーたちの人生案内」

  チャールズ・M・シュルツ著 谷川俊太郎 訳  主婦の友社

褒められたらありがとう!とだけ言えばよいなど。そのほかにも含蓄のあることを発している本です。


◎堀さん(福知山YMCAブッククラブ)

・「どんどんぱっ」  いしかわこうじ 文・絵  KADOKAWA

たぬきさん、きょうはなににへんしんする? 落ち葉の探し絵が大人気。

さあ おなかをたたいて どんどんぱっ!

・「ぱんだくんのおつかい」 いしかわこうじ文・絵  ポプラ社

・「クリスマスのかくれんぼ」 いしかわこうじ文・絵  ポプラ社

ブックスタートボランティアいないいないばあさんより、「クリスマスのかくれんぼ」の大型絵本を図書館に寄贈。

・「能の匠たち」いしかわこうじさんが興味をもたれた能面の本です。この本を紹介してくださった堀さんの義理のお父様は日本を代表する能面師の堀 安右衞門さんです。


◎西山さん(遷喬小)

・「ハリネズミの金貨」ロシアのお話   

  田中 潔 文 

  V.オリシバング 絵   偕成社

冬支度を始める11月になったら読みたくなる本。

・「一本のカシの木」

 東田美莉亜 文 たなかしん 絵

第6回KOBELCO森の童話大賞金賞作品   

           (中学生の部) 

柔らかい絵に中学生らしい文章が独特の雰囲気をだしているのではないかと話し合いました。


◎河村さん (みかんの木文庫)

・「テオにふしぎなクリスマス」 キャサリン ランデル著  ゴブリン書房

・「おおきいツリー ちいさいツリー」ロバート バリー他  光吉夏弥 翻訳

・「あたたかい おくりもの」 たるいし まこ著    福音館書店

・「ろうそくぱっ」 みなみじゅんこ     アリス館

お話会の始まりと終わりの手遊びいいですね。子どもも大人もふんわりとリラックスできます。


◎本多さん(雀部小)

この会で絵本について勉強させてほしい。ストリーテリングの「あなのはなし」は高齢者にも聞いてもらいたいなどの感想を話されました。

◎中村さん(初参加)

この会は一冊の本をめあてをもって奥深く読んでいる。とのこと。

中村さんは年齢よりもやさしい本を使いどう広げられるか、発散思考・収束思考を大事にして子どもたちに接してこられたそうです。

ご参加ありがとうございました。

最後も河村さんの楽しいモミジやイチョウの手遊びで終わりました。


令和6年2月3日(土)です 。 



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