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第93回               学校読書ボランティアの会10月例会

  • 執筆者の写真: hiroko uegaki
    hiroko uegaki
  • 10月16日
  • 読了時間: 8分

更新日:10月17日

日時:2025年10月4日(土)10:15~12:00

場所:福知山市立中央図書館 2階研修室

司会:堀  記録:河村  写真/ブログ:上垣

参加者:12名


本の紹介:*は小学校名

                  【  】内はグループ名

     『  』内は本の名前 

                   (  )内はその本を読んだ月、学年、対象など 


一部の本の写真は、著作権の関係から1か月をめどに見えないようにします。


◎岡井さん *修斉小学校 【くじらぐも】


『もったいないばあさんの おばあちゃん』作: 真珠 まりこ 出版社: 講談社(5年生)

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 子どもの頃のもったいないばあさんと、もったいないばあさんのおばあちゃんのおはなしです。もったいないばあさんは、田んぼでお米作りをしていたおばあちゃんから感謝をすること、生きものたちへの思いやり、命のつながり、敬うことなど、大事なことは何かを学んできました。

 

 5年生は米作りをしてきて、収穫の時期になったので読む予定にしています。

 「もったいないばあさんのおばあちゃん」は「敬老の日」「食物連鎖」「食べ物」

 とかのテーマでも使えるのではないかと思っています。


『おべんとう』 作: 小西 英子  出版社: 福音館書店 (5年生)

 お弁当箱用意して、さあて何から入れようか? 最初は炊きたてのごはん。あつあつミートボールにふんわり卵焼き。おかずが次々詰められて、おいしいお弁当のできあがり!


 米を作ってご飯を炊いて。さあ、おべんとうを作って食べよう。

 米作りの大切さを知ってもらいたいです。

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◎本多さん *雀部小学校

 『イスになった木』 

作: 梁 淑玲 絵: 宝迫典子 出版社:PHP研究所 (6年生)

わがままで身勝手な木はみんなの嫌われ者でした。 エイトと出会って人を愛する喜びを知り成長していく木の物語。 台湾の翻訳絵本。

  簡単な本ですが大人でも素直な気持ちになれる気がします。


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◎勝村さん *成仁小学校 【日新おはなし探検隊】


『ひとりだちする きたきつねのこども』

   作:手島 圭三郎    出版社:絵本塾出版  (5年生)

この本の主人公は北海道に住むキタキツネの子。 秋のある日今までずっと一緒にいた家族と別れ、 一人で生きていくために歩き始めます...。エゾシカやタンチョウなど森にすむ様々な動物たちとの

          出会いや厳しい冬を経験して キタキツネは成長していきます

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『ひぐまのあき』

作・絵: 手島 圭三郎 出版社: リブリオ出版 (5年生)

 晩秋の北海道のヒグマの親子の物語。 初めてサケを獲りに行った子熊はなかなか獲れません。 そうこうしていると今までに見た

ことのない大きな金色のサケ浮かびあがり。 やがて・・・

秋の大自然の様子が、版画の力強さと繊細さで伝わってくるので秋に読みたいと思っている。 ただ「ひぐまのあき」は昨今クマの被害が多いので児童がどう捉えるのか??

  (しかし、ひぐま親子の微笑ましい姿をつたえたい)


『世界あっちこっちくらし探検』  文:スージー・レイ 絵:グレッグ・パプロツキ                   訳:おおつかのりこ 出版社:汐文社 (全学年)) 

世界35ヶ国の文化と暮らしを、11のテーマにわけて紹介します。買いものの場面も、ところ変われば違う光景が見られます。近くて遠い、遠くて近い世界の人々の、さまざまな共通点や違いを知り、驚くべき多様な文化を学びます。

なかなか行けない世界のこと(違い)がよくわかり興味が広がります。万博にいったので、ブックトークで使いたい。


◎亀井さん  *大江学園 【鬼さんこちら】

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『おせわになりました』 

  作: ヘイズ 優衣 出版社: 絵本塾出版 (2年生)

 ほのぼの夏の思い出絵本。「セミさん、扇風機さん、かき氷さん、スイカさん」 みんなおせわになりました。 女の子が体験するひと夏の思い出。来年はどんな夏になるのかな?


 「あつい!!」という絵本を読んだ後に読みました。

 


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◎山段さん *庵我小学校 【ぶっくらこ】


『まるごとうちゅうカレー』

  作:チョーヒカル   出版社:PHP研究所  

太陽をめぐる8つの惑星。ざくざく切り刻まれカレーの具に… 

惑星を習う頃にどうかなと思います。同じ作者で、『まるごとちきゅうレストラン』も。


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←こちらも同じ作者の絵本です。どれも短い絵本なので、 導入か終わりのおまけの一冊に読んでみようと思います




◎荻野さん *夜久野学園 【れんげ畑】


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『おどりトラ』  作: 金森 襄作 絵: チョン スクヒャン

       出版社: 福音館書店 (3年生)

 山の奥におどりのすきなトラがいました。ところがある日、なかまと獲物を追っている最中におどりだし、逃がしてしまいました。 なかまに追い出されたトラはしだいに不思議な力をもつようになりました。そんなある日、また仲間のところに戻って、木こりを捕まえようとしているときに、 笛の音が聞こえてきたので、さあ大変!  韓国・朝鮮の昔話です


◎中西さん *雀部小学校

『せかいのひとびと』 

  作・絵: ピーター・スピア 訳: 松川 真弓 出版社: 評論社 (4,5年生)

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私たちのこの地球には、いったいどんな人たちが暮らしているんだろう? 体の大きさ、肌の色、顔の形、住んでる家、好きな遊び、話す言葉…。世界にはさまざまな民族、風習、言語、文化などがあることを、やさしく説明。それぞれがちがっていることの素晴らしさを伝える大型絵本。

 

40年前の本。学びの多い本ですが少し難しい個所もあるので、大阪関西万博公式キャラクター ”ミャクミャク”のクイズも入れながら楽しみました(ミャクミャクはしっぽがあるか?)


『世界とであうえほん』


     絵: てづか あけみ  出版社: パイ インターナショナル (4,5年生)

 

世界に興味を持つきっかけとなる絵本です。世界の衣装・住居・食べ物・市場・乗り物・祭り・言語といった各国の文化の多様さを楽しく学べます。

 この本が世界に興味、関心を持つきっかけになれば嬉しいです。



◎小西美香 *遷喬小学校 【おはなしえぷろん】

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『ねこぼん』 

作: はやし ますみ 出版社: 偕成社(2,3年生)


おおきな湖のまんなかに、ぽっかり浮かんだちいさい島は、だれも知らない「ねこのしま」。夏の満月の夜、ごせんぞさんをおむかえして、盆おどりをするのです。

 ご先祖さまとのつながりを感じるかわいい本です。


『声にだすことばえほん おっと合点承知之助』

  作: 齋藤 孝  絵: つちだ のぶこ 出版社: ほるぷ出版 (2,3年生) 

 おじいちゃんと子どもたちが、「驚き桃の木山椒の木」「その手は桑名の焼蛤」など、楽しい言葉あそびをくりひろげます。


 2年生の子からリクエストをもらって読んだ本です。

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◎仲野さん *三和学園 【ぶっくぶく】


『ヤギとライオン』  作: 内田 莉莎子 絵: むかい ながまさ

           出版社: 鈴木出版 (2,3年生)


雨宿りに寄ったヤギと、その家の主ライオンとのブラックユーモアな歌のやりとり。トリニダード・トバコの民話。


はじめ絵本を見せずに、語りできかせました。語りから絵を思い描いている子どもたちの表情がたまりません。あとで「みんながそうぞうしたのは、どんなだったかな?」と絵本を見せました。

話の中に、学校で(子供たちの前で)言わない方がよいのかもしれない表現があり、その判断が改めてむずかしいと思いました。 


◎河村さん

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先日、第二回図書館三和分館主催の「わくわくスタディ!」講座に行ってきました。楽しい歌やおはなし、楽器の手作り、AI作曲実演、そして珍しい楽器体験、等々盛りだくさんな素敵な講座でした。特に、参加した子供たちの牛乳パックで簡単にできるカズーを手作りや、珍しい楽器に実際に触ったり鳴らしたりの貴重な体験が印象的でした。

そこで、音楽をテーマにした絵本を紹介します。


『心をひらいて、音をかんじて』 文: シャノン・ストッカ 絵: デヴォン・ホルズワース

                訳: 中野 怜奈  出版社: 光村教育図書

グラミー賞受賞の打楽器奏者エヴェリン・グレニーは、音を全身で感じ、自由に演奏する。12歳で聴力をほぼ失ってから打楽器と出会い、困難を克服し自分らしく生きるエヴェリンの半生を色鮮やかに描く伝記。多様性を考える絵本。


『はじめてのオーケストラ』 原作: 佐渡 裕 著・絵: はた こうしろう 出版社: 小学館

指揮者佐渡裕氏が初めててがけた絵本。主人公の女の子は小学生になって初めてコンサートに行きます。パパの指揮するベートーヴェンの『第九』交響曲を聴きに行くのです。一体オーケストラってどんなものなんだろう?

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◎上垣さん *雀部小学校 

『はっきょいどーん』

  作: やまもと ななこ 出版社: 講談社 (3年生)

臨場感たっぷりに描かれた大一番。その力のぶつかり合い、動き、間近で見ないと感じられないであろうその空気を、読者にダイレクトに伝えてくれます。さて、白熱の取り組みの結果はどうなった!?


『りきしのほし』 作: 加藤 休ミ 出版社: イースト・プレス(3年生)

力士のかちかちやまは、毎日毎日きびしい稽古をしても全然つよくなれません。やめたくなったりもしたけれど、心を入れ替えてもっと稽古に励んで、強い力士を目指します。そしていざ本番!『きょうのごはん』で大人気の加藤休ミによるユーモラスな相撲絵本。


2冊を続けて読みました。ほとんどが、テレビでお相撲を見たことがあるようでした。きびしいけいこに、「やめようかな」というくだりでは、「やめたらいいのに」という声も聞こえましたが、最後に大きな相手を投げ飛ばしたかちかちやまに、どんな感想を持ってくれたかな。



《 図書館さん新着本からの紹介 》

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第94回例会のご案内

第94 回 「学校読書ボランティアの会 例会」 1.日時 : 令和7年12月 6日(土) 10 時15 分~12 時 2.場所 : 福知山市立図書館中央館 2階研修室 3.対象 : 読書ボランティア、子どもの本に興味をお持ちの方       (初めての方もお気軽にお越しください。) 4.内容: 学校での読書ボランティア活動実例の報告   絵本の紹介 図書館様によ

 
 
 

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